現代中国の垂盆草の脂肪肝臨床研究
垂盆草と脂肪肝の研究資料 1
脂肪肝の薬物治療
- 研究者:慮書傳、蔡嚇東、雀振宇(北京地壇医院 北京 100011)
- [目的]
脂肪肝治療の薬物及び治療法を正確に選択すること。 - [方法]
国内外の関連文献を総括する。 - [結論]
臨床の医師は脂肪肝の原因や症状をもとに、脂肪肝の薬物治療を正しく選択すべきである。
脂肪肝は独立した疾病でなく、多くの原因から引き起こされる肝臓の脂肪変性である。最も多い原因に肥満、アルコール中毒、糖尿病が挙げられる。その次に栄養失調、薬物中毒、妊娠、遺伝等がある。国民の生活水準の改善により、脂肪肝の発病率は年を負う毎に上昇する一方であり、平均人口の10%を占めるほどである。肥満、アルコール、糖尿病の人々の中では脂肪肝は50~60%に達している。その内、25%の患者は肝臓が繊維化しており、1.5~8%の患者が肝硬変にまで悪化している。このため、脂肪肝の治療は慢性的な肝臓病への進展の阻止と予後改善にとって大変重要である。
- 脂肪肝の薬物治療
脂肪肝の薬物治療は多種あり、主に次のように分かれる。
- 脂質低下性薬物
- 肝臓保護と脂質低下性の漢方中薬
ここで説明しておくべきことは現在でも脂肪肝の治療は病因を積極的に排除することであり、正しい食習慣が大切である。薬物はあくまで補助治療であり、脂肪肝の病因と病状をもとに正しく選択すべきである。
- 肝保護酵素低下薬
以前は脂肪肝が肝機能に与える影響は小さいととらえられてきたが、近年、脂肪肝の発病率増加に伴い、30%以上の脂肪肝患者の血中酵素値が正常値の2~3倍に達していることがわかった。特にアルコール性脂肪肝の患者の場合はALT(GPT)、AST(GOT)が正常値の5~10倍にまで上昇することがわかっており、γ-GTPも平均値より明らかに高くなるため、アルコール性肝障害の診断材料となっている。このため、肝機能異常の患者には肝保護酵素低下薬を与えるべきである。選択としては垂盆草冲剤がある。
Drugs for treatment of fatty liver
Lu Shuwei,Cai Haodong,Cui Zhenyu
(Ditan Hospital,Beijing 100011,China)
[Abstract] objective: To select the suitable drugs and therapy for steatohepatitis. Method: Related literatures of national and overseas were summarized about drug therapies steatohepatitis. Result: Treatment for steatohepatitis must get rid of the etiological factors first and adjust diet intake. The drug therapies are only an auxiliary therapy. Conclusion: Doctors must select drug treatments for steatohepatitis reasonablely according to the etiological factor and state of steatohepatitis.
[Key words] steatohepatitis; cholesterol; triacylglycerol; drug treatment
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