C型肝硬変におけるALT(GPT)の年平均値の推移と肝発がんとの関係

(※ここでは、ALT(GPT)値と肝硬変以降の一般的な関連性について取り上げています。)

神奈川県立がんセンターの多羅尾氏らは、C型肝硬変症例では肝細胞増殖能と肝発がんの間には密接な関連があることを明らかにしています。そこで、肝細胞増殖能の異常亢進は炎症に伴う肝細胞の壊死再生に基づいて起こるので、血清ALT(GPT)の1年間の平均値の推移と肝がんの関係を調べました。

ALTを抑えると発がん率が下がる

肝生検で肝硬変と診断され、5年経過観察した症例

肝生検で肝硬変と診断され5年間以上経過観察した55例における肝発がん状況を調べ、ALT(GPT)年平均値が80[IU/L]未満にコントロールできた症例では25例中2例(8%・年率1.6%)に、80[IU/L]以上が持続した症例では27例中12例(44.4%・年率9%)に発がんを認め、両群間で危険率1%(p<0.01)で有意差を認めています。C型肝硬変での年間肝がん発生率が年率5~8%であることを考えると、年平均ALT(GPT)が80[IU/L]以上を持続する症例は肝がんの超危険群に相当し、逆に80[IU/L]未満を維持できる症例は肝がんの危険率は明らかに少ない群と言えるでしょう。

年平均ALT(GPT)80[IU/L]未満を維持できた症例群の5年間の治療としては、無投与7例、強力ミノファーゲン小柴胡湯などの単独投与7例、強力ミノファーゲンとウルソ、小柴胡湯とウルソ、強力ミノファーゲンと小柴胡湯とウルソなどの多剤併用9例でした。

以上の成績は、ALT(GPT)が高いC型肝硬変でも肝臓用剤を単独ないしは複数併用の肝庇護療法によりALT(GPT)を持続的に80[IU/L]以下に抑えて、肝がん発生を抑制できる症例が少なからず存在することを証明しているのです。C型肝硬変のみならずインターフェロンの効きにくい難治性のC型慢性肝炎に対しても長期にわたる肝庇護療法によって、肝硬変への進展抑制のみでなく肝がんの発生を抑制するような効果も期待できることを示唆していることが分かります。

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